英文解説教室〜Hinayuiの空き時間〜

色々な記事を書こうと思っています。勉強のこと、本のこと、旅行のことなど書きたいと思ったことをパパっと書きたいと思います。

青学の過去問①

毎日過去問を解くことは大事です!

 

ということで東進の過去問データベースから引っ張ってきました!

 

今回は2020年度入試青山学院大学文学部A方式の英語2⃣です。

 

全文に構文を振っていきます。そして長文の読み方(文と文がどう繋がっているか)をも説明できたらいいなと思っています。

赤文字のところは実際に問題で出た箇所です!

 

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①研究者という単語は複数形になっていますね。その中の一人であるHymesさんについて述べられています。

②赤文字終わったあとの5行目でのHeももちろんHymesのことを指しています。

 

では早速訳していきましょう。

 

「他の多くの研究者の中でもHymesは、文化を学ぶことは言語学習や教育の重要な一部であると強調した。なぜなら文化は決定的に共同体や日常会話、言動の基準という価値に影響を与えるからである。彼はさらに、ある共同体で受け入れられる基準に従えない者は社会的な不平等をさらに悪化させる状況に置かれてしまうと述べている。」

 

青学と言っても特に難しい文法は何一つでてきてないですね。辞書使えば中学生でも解けるレベルの難易度です。

 

あえて言うのなら関係代名詞が多いのどれが本動詞か探すのに手間どうかもしれないですね。

 

特に"that"に関しては接続詞と関係代名詞が多用されていますね。

 

あ、あとthose who~は英作文でも使えるようにしたい大事なイディオムです。ここでのwhoは関係代名詞で、動詞と目的語を繋げて「~する人」と訳します。一つだけ例文を出しましょうか

 

eg Those who are eating lunch overthere are my family.

    あそこでランチを食べているのは私の家族です。

 

骨格としてはthose are my familyとなります。しかし、これではthoseが何を指しているのか分からないですよね。そこで関係代名詞who を使います。これがイディオムとして使われているだけですね。

 

 

 

 

今回はとってもあっさり終わらせました。実際の入試で全文に構文を振ることはあり得ませんので、これくらいで訳せれば英語だけならMARCHには受かるでしょう(笑)

 

もしこの記事を見て分からないことがあればいつでもご質問してください。

 

次の記事はこの文章の続きをやります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎か応用か

みなさん、受験勉強するときは基礎を重視しますか?それとも応用問題を重視しますか?

 

 

基礎を完璧にしなさいと教える先生もいれば、応用問題もこなしなさいと教える先生もいるでしょう。

 

 

どれが正しくてどれが間違っているとは言いませんが、僕はどんどん難しい問題に挑戦した方がいいと思います!

 

特に文法問題に関して言えば、難しい問題をチャレンジして間違ってたら文法書の初めから見直しましょう。少し時間がかかるかもしれないですが、応用をやっていけば必ず基礎の勉強になります。

 

とくに早慶以上を狙っている人は応用が解けなければ意味がありません。MARCHを滑り止めにしてる人でも、基礎だけだと100%の滑り止めにはなりません。

 

 

単語帳も最低2冊はやり込みましょう。1冊だけですと同じ単語でも一つの訳しか頭に入りません。飽きたらもう一つの単語帳を見れば気分転換にもなります。

 

 

1冊を完璧にするのもいいですが、2冊以上を7〜8割完璧にする勉強も僕自身アリだと思いますよ!!

 

皆さんも勉強頑張ってくださいね!!

英文に構文を振ってみよう~基礎英文問題精を用いて

予定通り今日中になんとかアップします!

 

本日も基礎英文問題精講を使って読んでいきましょう。

 

 

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① "the habit"="reading poetry"の関係です。ここでの"of"は「同格」と呼ばれ、A of Bで「BというA」と訳しましょう。

 

     「詩を読むという趣味は若い時に獲得されるべきである。」

 

②-1この文の中では?が用いられていないことから、この"what"は関係代名詞「~すること」となります。今回は後述で動詞と目的語あるので主語として扱います。(関係代名詞も一応名詞なのでS、O、Cになり得ます)

②-2 関係詞節中の動詞" acquire and learn”ですが、訳しづらいと思います。ここでは似た意味の単語を2つ用いて1つの意味を「強調」してると考えるといいでしょう。単純に訳すと「獲得し学ぶ」ですが、獲得し学ぶことで「何かができるようになった」と意味を拡張し、「~することこそ」と訳してみましょう。

 

 「若い頃に愛するようになったものこそ、人生を通じて私たちを助けてくれる。」

 

③これは何回も出てきましたね。形式主語構文です。" It + be +形容詞+ for 人 + toV"で「人にとってVすることは形容詞だ」と訳しましょう。

 

「半生を過ごした人々にとって、その人たちが生きている間に登場した新たな詩人の才能を理解することはいつの時代も難しいものであったのだ。」

 

 

 

「詩を読むという趣味は若い時に獲得されるべきである。若い頃に愛するようになったものこそが人生を通じて私たちを助けてくれるのだ。半生を過ごした人にとって、その人たちが生きている間に登場した新たな詩人の才能を理解することはいつの時代も難しいものであった。」

 

 

いかがですか?だいぶ短い英文なら訳せるようになりましたか?

 

まだまだ時間はあるので諦めずに英語の勉強を続けましょうね!!

 

ちなみに、この説明じゃ全然わからない!っていう意見がありましたら遠慮なくお申し付けください。これからも改良をしながらアップしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご報告とオススメ

今月は面接が立て込んでおりましてなかなかアップできず申し訳ありません。今夜から再開したいと思います。

 

まだ不定期になりますが、毎日アップできるよう努めますのでお願いいたします。

 

・リスニング対策として、Ted talkというアプリを使うのをオススメします。

 

・単語帳はリスニングできるものを選びましょう。オススメは速読英単語です。上級までやれたら早慶は固いです。

 

ただ、英語だけやっていても大学は受かりません。経験談です。事実です。英語の偏差値が75を超えても、国語と世界史が50だとMARCHすら怪しくなり、冬には後悔することでしょう。

 

文系科目は暗記です。それをいかに引き出しから引き出せるかが勝負です。

 

友達とクイズを出し合いましょう。単語でも歴史の年号でも構いません。インプットとアウトプットが両方できます。

 

皆様も頑張りましょう。私も頑張ります。

基礎英文問題精講③ 構文解釈の練習

先日アップできなかった分多めに投稿します。

 

英文を早く読みたいならば、頭からきちんと理解しましょう。

 

今回の大事な文法事項は「形式目的語構文」です。「形式主語構文」が分かれば苦労するものではありません。

 

・「形式主語構文」:"It is 形容詞 for 人 to V"という形をとります。「人にとってVすることは形容詞だ」と訳せれば100点ですね。

 

eg. It is important for high school students to learn English

     (高校生にとって英語を学ぶことは重要だ)

     It is necessary for anyone to respect one's parents

 (誰もが両親を敬う必要がある)

 

上下の例文とも同じ「形式主語構文」です。"It"という仮主語を用いて、後述の"to V"以降の真主語を指しています。英語はできるだけ長いものは後ろに持って行きたいという心理があるみたいですね。

 

・「形式目的語構文」:" S V it 形容詞  to V"という形を取ります。「Sはto Vすることを形容詞だとVする」と訳します。

 

eg. I find it easy to read this book.

    (私はこの本を読むことを簡単だと思う)

 

→これで以下の文は読めるんじゃないでしょうか。

 

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1文目①:"if"から始まっている従属節です。ここで注意をしたいのが2点あります。1つ目は"read"の使いかたです。自動詞で「読書する」という意味です。「~を読む」と他動詞扱いしてはいけません。(目的語がないので)2つ目は"with"です。"with"はもともと「~と一緒に」というイメージですので、「良き理解と一緒に読む=よく理解しながら読む」と訳せるとベターですね。

 

1文目②:続いて主節を見ましょう。これが「形式目的語構文」だと仮定します。(ここだけの話、"find+it+形容詞が来れば100%「形式目的語構文」になります)

ここで"find"の意味を確認してください。「見つける」の他に「分かる」と訳せることがわかります。後述の"it"が"to remenber~"を指すとなると、「~を覚えることが簡単だと分かる」とある程度意味が通じる訳になりますね。

 

1文目③:続いて関係代名詞"what"の使い方の確認です。"what"は疑問詞扱いでない限り関係代名詞(~すること)と訳せます。"what S V"で「あなたがすること」となります。後述の"do"も疑問文の"do”ではなく、「強調」の助動詞ですね。

 

「速い速度でよく理解しながら読書をできるなら、あなたが読んだものの多くを覚えておくことが簡単だと分かるだろう。」となりますね。

 

2文目①:従属節から始まります。今回は「形式目的語構文」ではないですね。しかし、訳し方に変わりはありません。「形式目的語構文」はなぜ起こるのかを考えてみると、「目的語が長ったらしくて後に回したい!」という心理からくるものです。短い目的語なら使う必要がないわけです。

「読書を難しく嫌なものだと思うならば」と訳せるはずです。

 

2文目②:"those"は「これらの」と訳し、前述の複数名詞を受ける代名詞ですね。しかし、前述の"job"は単数形ですので、これを指していないことがわかります。では何を指しているのか、、、と思いながらもっと前を見ても意味ありません。ここでは後述されている"that"以降の関係代名詞を受けていて、"those things that S V"の形で「SがVするこれらは」と訳せれば問題ないでしょう。

「読書によってなんとか学んだことはとても短い期間に記憶から消えてしまうでしょう。」と訳せるはずです。

 

「速い速度でよく理解しながら読書をできるなら、あなたが読んだものの多くを覚えておくことが簡単だと分かるだろう。他方で、読書を難しく嫌なものだと思うならば読書によってなんとか学んだことはとても短い期間に記憶から消えてしまうでしょう。」

 

以上、簡単に訳してみました。これで長いと感じる方が多ければもっと省略しながら進めたいです。ぜひコメントください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎英文問題精講 構文②

昨日と一昨日は記事あげられませんでした。。。すみません。

 

本日も基礎英文問題精講の解説を構文振りながらやりたいと思います。

 

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ここで注目していきたいことが3つあります。

 

1つ目:1文目最後の"but must be a continuing process"ですが、この"continue"は動詞の現在進行形ではないことです。なぜならその前に冠詞"a"がついているので、これは"process"を修飾する現在分詞です。

 

2つ目:", for"は等位接続詞として扱いましょう。つまり主節と主節を繋いでいるので、この文全体には従属節はないということです。

 

3つ目:"it is ~ that S V"という構文で、~の部分に強調したいものを持ってきます。この場合は前置詞句ですが、主語や目的語のこともあります。主語が強調されるときはもちろん"that"の次に来るのは動詞です!

 

 

 

 

 

 

 

基礎英文問題精講に構文振ってみた①

今回の投稿は、以前投稿した「基礎英文問題精講1」で扱った文章に構文を振ってみました。

 

イマイチ分からなかったのでpower pointでやってみました。

 

 

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こういう形で説明したほうが分かりやすいですか??

 

ぼく自身学校の勉強のときはいつもこうしてやって、文の構造を把握していました。

 

次回もこうした形で登校したいと思うので、どうぞよろしくお願いします。