英語の勉強法②
昨日に引き続いて、英語の勉強に関してお手伝いできればと考えています。
今回は<接続詞>を扱いたいと思います。
①等位接続詞: 語と語や句と句、文と文を繋げる役割があります。"and"や"or"、"but"や",for"などが挙げられます。
"You and I play badminton today."
"I got up early today, so I could have breakfast ."
"I tried to get relationship with him, but he denied."
などのように主語が2つ、動詞が2つになる役割があります。これらを用いることでどんどん英文が長くなります。"and"の前後の要素をきちんと把握すると、読みやすくなるかもしれません。
②従属接続詞: 一文の中で「理由」や「時」、「仮定」を表します。"because"や"when"、"if"などが挙げられますね。
" I went to my bed early because I was exhausted today."
"When you get a call from my dad, please tell me about that."
"If it rains, let's play inside."
従属接続詞は節しか繋ぐことができません。従属接続詞を用いていない節を「主節」、用いている節を「従属節」といいます。この従属節は7割の確率で<副詞節>になります。「副詞」ということは動詞詳しく説明する役割です。主節を詳しく説明するために用いられているので、主節でSVを探すのを忘れないで下さい。
"Although your nervous system took no note of the danger, you were not injured because another nervous system took note of it."
問1主節はどれでしょうか?
問2従属節はどれでしょうか?
少しだけ意地悪をしました(笑)。ただ、分からない単語が来ても今の時期はきちんと辞書や教科書で調べて、頭に残して下さいね。
上記の問いに答えるために、この文の骨格を掴みましょう。
"although"は、「〜だけれども」を表す従属接続詞です。前述通り"because"も従属接続詞です。意味は「〜なので」です。これらの従属節でない箇所が主節となります。つまり、"you were not injured "が主節で、この箇所がこの文の骨格となります。動詞の後ろに補語や目的語が来ていない「第2文型」となっています。意味は「君はケガをしなかった。」となります。
従属節(従属接続詞)の役割は<副詞節>の場合、ただ主節を詳しく説明するためにあるのです。
読者の「なぜ?」や「いつ?」を答えるためのサポートをするだけです。
今回の英文でも同じです。"although"は、「本当は〜なんだけど、今回はそうじゃなかったんだ。」を表しています。じゃあなんで今回は違ったの?という疑問に答えるために"because "を用いて、「〜だからだよ」と答えているのです。
(1)"Although your nervous system took no note of the danger, "
「あなたの神経は危険に気付かなかったけれども」という意味です。
(2)"because another nervous system took note of it."
「他の神経はそれ気付いたので」となります。
つまり「危険に気付かなかった」のに、「ケガをしなかった」のは、「他が気付いた」からだ、という意味です。「ケガをしなかった」という主節箇所を詳しく説明していることが少し理解できたでしょうか??
次回は後置修飾を扱いたいと思います。